ホワイトニングとは

歯に薬を塗ったり、レーザーをあてることで歯の色素を分解し、白くする治療がホワイトニングです。
健康な歯を削る必要がなく、短時間で白くすることが出来るのでエステ感覚でホワイトニングをされる方が増えています。

ホワイトニング治療はご自分の歯に行う治療ですので、詰め物や差し歯をホワイトニングで白くすることは出来ません。

変色の原因と対策

【歯の表面の着色】

コーヒー・お茶・タバコなどの茶渋やヤニなどは、歯の表面に沈着し色が変わっているだけなので、歯のクリーニングで本来の白さに戻ります。

表面から変色が進んでいる生まれつきの黄色い歯や加齢による変色を改善するには、実はホワイトニングで良くなる見込みがあります。

【薬剤などの影響による深部からの変色】

歯の変色の原因が薬剤や外傷や病気による場合は深部から変色している事が多いです。
薬剤にテトラサイクリンがあげられます。
このテトラサイクリンの変色は、中程度以上ではホワイトニングの作用が出しにくいことが多いです。
また外傷などで歯の神経を取った歯の変色も、内部からの変色のため通常の歯のホワイトニングでは改善が見込めません。

変色の原因が理解できても自分がどれに当てはまるのか、なかなか分かる方はいらっしゃらないかと思います。疑問に思った点はなんでも気がねなくご相談ください。

◆ホワイトニングの方法

デュアルホワイトニング
(歯科医院と自宅で施術)

双方の良いところを利用できるホワイトニングです。
歯科医院でレーザーホワイトニングを行い、自宅でホームホワイトニングを併用する方法です。
色戻りを防ぎながら、早く白くすることが出来ます。
デメリットとしては併用するために単独のホワイトニングより費用がかかります。

◆ガムピーリング

【ガムピーリングとは…】

黒ずんでしまった歯茎の色を元の血色の良いピンク色に戻す治療法です。

タバコのせいか、最近歯ぐきが黒くなった…歯を白くしたんだけど、なんだか歯ぐきの黒ずみが気になる…美しい口元は、清潔で明るいイメージを与えます。
歯肉(歯茎)も黒ずんだ色ではなく、きれいなピンク色にしておきたいものです。歯ぐきが、紫外線やタバコなどの影響で一度黒ずんでしまうと、元に戻ることはありません。

当院で行うガムピーリングは、レーザーを用い、歯茎の黒ずみを取り除き、きれいなピンク色の歯茎に戻します。

色の付き方により個人差はありますが、およそ、1,2回の施術で作用を実感することができます。
レーザー照射後は、多少ヒリヒリ感がありますが、すぐに改善します。